建設業の営業代行は、開拓先の窓口探し、電話での時期の確認、面談の日程調整までを任せ、見積・現地調査・技術的な判断は自社に残す分け方が進めやすい形です。そのうえで、アポイント・面談・協力会社登録・見積依頼のどこを成果として数えるかを契約前に決めておくと、費用が妥当かどうかを判断しやすくなります。

この記事は、専門工事会社・設備工事会社・工務店・建材メーカーなどで、元請けやゼネコン、ハウスメーカー、管理会社との新しい取引をつくりたいものの、現場を優先して営業に人を割けない経営者・営業責任者に向けたものです。個人宅へのリフォームの訪問販売を外注したい場合は、この記事の主な対象ではありません。

この記事で分かること

  • ゼネコン・サブコン・工務店・ハウスメーカー・管理会社など、開拓先ごとの接点の取り方と、営業代行に任せる工程・社内に残す工程
  • アポイント・面談・協力会社登録・見積依頼など、建設業で成果として数える地点の決め方と、公開されている料金相場の範囲
  • 公開されている建材メーカーの支援事例と、発注前に準備しておくもの

建設業で営業代行が使われる場面|現場を優先するほど営業の予定が後回しになる

建設業の会社が営業代行を検討するのは、新しい取引先を増やしたい気持ちはあっても、それを担う人の時間が空かないときです。専門工事会社や工務店では、営業の専任者を置かず、社長や工事担当者が施工管理や見積の作成、付き合いのある元請けとのやりとりの合間に営業をしている会社も少なくありません。

工事が重なる時期ほど、営業の予定が後回しになる

工事が重なる時期は、現場の段取りや職人の手配、図面の確認に時間を取られ、新しい会社へ電話をかける予定や訪問の予定は先送りになりがちです。工事が一段落してから営業を再開しても、そこから接点をつくり、見積の依頼を受けるまでには時間がかかります。そのため、次の工事が決まるまでの間に受注の空白ができることがあります。営業代行は、社内の人が現場にいる間も、窓口探しや面談の日程調整を止めないために使われます。

紹介と付き合いの長い元請けに受注が偏る

付き合いのある元請けからの発注や、取引先からの紹介で仕事が回っている間は、新規開拓の手順を社内で決める必要がありません。その状態が長く続くと、元請けからの発注が減ったときに自社から声をかけられる先が少なく、誰にどう連絡するかの型もないまま動き出すことになります。新規開拓が止まる原因と、自社の受注が紹介や特定の元請けにどれだけ偏っているかを測る方法は、建設業が新規開拓できない理由と抜け方で整理しています。紹介に頼る状態から元請けとの接点を自社でつくる導線は、紹介依存から抜けて元請け接点をゼロからつくる営業導線を参考にしてください。

開拓先の候補は多いが、数だけでは連絡先が決まらない

総務省統計局の「令和6年経済センサス‐基礎調査」によると、全国の民営事業所のうち建設業は40万342事業所で、全体の約9.9%です(2024年6月1日現在、雇用者のいない個人経営を除く)。この数字は建設業全体の事業所数で、元請けになる会社も専門工事の会社も区別せずに数えています。数字だけでは自社がどの会社に連絡すべきかは決まらないので、営業代行を使う場合も、まず「どの立場の、どの工種の会社を狙うか」を決めるところから始めます。

開拓先で手法が変わる|元請け・ゼネコン・サブコン・工務店・ハウスメーカー・管理会社

「元請けを開拓したい」と一口に言っても、相手がゼネコンか地場の工務店か管理会社かで、最初に話すべき部署も、取引が始まるまでの手順も変わります。営業代行に何を任せるかも、開拓先ごとに分けて考えると決めやすくなります。次の表は、開拓先ごとに最初の接点の取り方と、任せやすい工程・社内に残す工程を並べた一般的な例です。

開拓先 最初の接点の取り方(例) 営業代行に任せやすい工程 社内に残す工程
ゼネコン(総合工事業) 電話で工事部や購買・調達の窓口を確かめ、協力会社として取引を始める手続きがあるかを聞く。会社案内と施工実績を送ってから面談につなぐ 候補リストの作成、窓口と手続きの確認、資料の送付、面談の日程調整 登録に必要な書類の作成、施工体制や安全管理の説明、見積
サブコン(設備・電気などの工事会社) 電話で担当部署を確かめ、協力会社が足りない工種や時期を聞く。DMやフォームで対応工種と施工実績を届ける 窓口の確認、足りない工種・時期の聞き取り、資料の送付、面談の設定 仕様や工法についての回答、現地調査、見積
地場の工務店 対応エリア内の工務店に電話し、社長や工事担当者が話せる時間を確かめてから訪問する エリア内のリスト作成、電話での時期の確認、訪問の日程調整 施工できるかどうかの判断、現地調査、見積
ハウスメーカー 本社や支店の工事・購買の部署に、取引先を募っているか、どの窓口が受け付けるかを確かめる 窓口と募集の有無の確認、資料の送付、面談の設定 品質基準や取引条件への回答、見積
管理会社(ビル・マンションなど) 電話で修繕や工事を担当する部署を確かめ、対応工種と対応エリアをDMやフォームで届けてから面談につなぐ リスト作成、担当部署の確認、資料の送付、面談の設定 現地調査、見積、緊急時の対応などの条件の約束

出典: 数字を含まない一般的な整理です。窓口の名前や取引を始める手続きは会社ごとに違うため、稼働前に代行会社と確認してください。

見積・現地調査・技術的な判断は社内に残す

表の右の列に並べた工程は、どの開拓先でも社内に残したほうがよいものです。見積の金額や工期、施工できるかどうかは、自社の職人の手配状況や技術で決まるため、代行会社の担当者がその場で答えると、後から訂正が必要になることがあります。代行会社には「その場で答えてよいこと」と「持ち帰って社内から回答すること」を事前に分けて伝え、見積や現地調査の依頼を受けたら、日付と相手の担当者名を添えて社内の窓口へ引き継いでもらう形にしておくと混乱しにくくなります。

同じ会社でも、現場・工事部・経営者で聞くことが変わる

ゼネコンやサブコンの中でも、現場の責任者は目の前の工事で足りない人手や工種、工事部や調達の担当者は次の工事の予定や取引先の登録条件、経営者は取引先を増やす方針に関心が向きやすくなります。電話や訪問で誰に何を聞くかを代行会社と決めておくと、1回の接点で持ち帰れる情報が増えます。立場ごとの具体的な会話例は、建設業の訪問営業トーク|現場・工事部・経営者別の会話例にまとめています。

元請け開拓に向く手法の組み合わせ|電話で確かめてから会いに行く

元請けの開拓では、電話・訪問・DMやフォームのどれか1つに絞るより、役割を分けて組み合わせるほうが、限られた時間を無駄にしにくくなります。考え方としては、電話で窓口と時期を確かめ、会う約束を取ってから訪問し、その後も接点を切らさないという順番です。

電話は売り込みより、窓口と時期の確認に使う

最初の電話で工事の話を一気に進めようとすると、受付で話が止まりやすくなります。元請けの開拓では、「協力会社の相談はどちらの部署が受けているか」「今後、人手が足りない工種はあるか」「取引を始めるときに登録の手続きがあるか」といった確認に絞ると、断られても次に何をすればよいかが残ります。この工程は、自社の施工実績と対応工種を整理して渡しておけば、営業代行に任せやすい部分です。

訪問は会う約束を取ってから行う

現場や事務所に予告なく訪ねても、担当者が不在だったり、工事中で話す時間がなかったりすることがあります。電話やDMで面談の約束を取り、相手が話せる時間を確かめてから訪問すると、移動の時間を無駄にしにくくなります。予告なしで訪ねる飛び込み営業をどう使うかは、建設業の飛び込み営業で別に扱います。訪問まで営業代行に任せる場合の費用の比べ方や契約前の確認項目は、訪問営業代行会社の選び方|契約前に確認する8項目を参考にしてください。

DMやフォームは、施工実績を届ける役割にする

DMや問い合わせフォームは、電話でつながりにくい相手への最初の連絡や、担当部署が分かったあとの資料送付に向いています。対応工種、対応エリア、主な施工実績、許可を受けている業種を1枚にまとめて送り、電話で「届いた資料を見ていただけたか」を確かめる流れにすると、電話とDMが互いの入り口になります。

一度で終わらせず、時期を決めて連絡を続ける

元請けが協力会社を必要とする時期は、工事の予定によって変わります。最初の接点で「今は足りている」と言われても、次に声をかけてよい時期を聞いておけば接点が残ります。代行会社には、断られた理由と次に連絡してよい時期を記録してもらい、一覧で共有してもらう形にしておきます。

当メディアを運営するLongWave株式会社の「建設のエイギョウブ」では、ゼネコン・サブコン・地場工務店など、工種・工事区分に応じて攻める先を抽出し、建設現場が分かるメンバーがスクリプトを作成します。そのうえで、電話営業・訪問営業・DM/フォーム営業を組み合わせて開拓を進めます。

任せる範囲と成果の決め方|協力会社登録や見積依頼をどう数えるか

営業代行の費用が高いか安いかは、何を成果として数えるかで変わります。建設業の元請け開拓では、アポイントのほかにも、担当部署の確認、現場担当との面談、協力会社登録、見積依頼など、途中にいくつもの節目があります。どの節目を報酬の条件にし、どの節目を双方で追う指標にするかを、契約前に決めておきます。

成果地点 数える中身の例 営業代行だけで左右しやすいか 契約前に決めておくこと
窓口の確認 協力会社の相談を受ける部署や担当者が分かった 左右しやすい 部署名までか担当者名までか、何が分かれば1件と数えるか
アポイント 工事部・購買・経営者などとの面談日時が決まった 左右しやすい 相手の部署や役職の条件、日程変更やキャンセルになったときの扱い
現場担当・工事担当との面談 約束した面談が実際に行われた ある程度は左右できる 自社の同席者、面談後に報告してもらう項目
協力会社登録 登録書類を提出した、または登録が完了した 左右しにくい(相手の審査と自社の書類の準備による) 申請の時点で数えるか、完了の時点で数えるか
見積依頼・現地調査の依頼 図面や現場の情報を添えて、見積や現地調査を頼まれた 左右しにくい(自社の回答の早さと内容による) どの状態から見積依頼と数えるか、社内の回答期限
受注 工事を発注された 左右しにくい 受注を報酬の条件にするか、する場合は何を基準に計算するか

出典: 数字を含まない一般的な整理です。どの地点を報酬の条件にできるかは、代行会社との契約で決まります。

報酬の条件と、一緒に追う指標を分ける

協力会社登録や見積依頼、受注は、代行会社の働きだけでなく、自社の書類の準備や見積の回答、相手先の審査に左右されます。報酬の条件は窓口の確認やアポイント、面談など代行会社が左右しやすい地点に置き、登録や見積依頼の件数は双方で毎月確認する指標にすると、件数が伸びないときにどこで止まっているかを切り分けやすくなります。成果報酬型で「何を1件と数えるか」を決めるときの注意点は、営業代行の成果報酬型の相場|仕組み・成果定義・固定報酬との違いと注意点で説明しています。

受注を成果にするかは契約次第

受注を報酬の条件にする形もありますが、引き受けるかどうかや計算の方法は、代行会社と契約の内容によって違います。工事は見積から着工までの間に仕様や金額が変わることもあるため、受注を条件にする場合は、何をもって受注と数えるか、金額が変わったときにどう計算するかまで書面で決めておくと、あとで食い違いが起きにくくなります。

報告の中身と、指示の出し方を決めておく

代行会社の活動が見えないまま、月末に件数だけが届く状態は避けたいところです。連絡した会社、話した部署、断られた理由、次に連絡してよい時期を決まった形式で報告してもらうことを、契約前に取り決めておきます。

また、業務委託の形で営業を任せる場合は、指示の出し方にも注意が必要です。厚生労働省の疑義応答集は、請負か労働者派遣かは契約の名前ではなく実態で判断されるとしています。営業を請け負ったスタッフに発注者が業務に必要な範囲で情報を伝えるだけなら直ちに労働者派遣事業とはされない一方、顧客への営業上の対応方針などを発注者がスタッフに直接指示している場合は、労働者派遣事業と判断されるという考え方です。方針を変えたいときは、代行会社の責任者を通して伝えてください。

費用の考え方|建設業に限った相場は確かめられず、営業代行全体の相場を目安にする

この記事の作成にあたって開いた比較メディアや代行会社の相場記事(出典に挙げた6本)には、建設業に限った営業代行の相場を示したものはありませんでした。建設業向けと題して相場を載せるページもありますが、複数の出典で突き合わせた数字ではないため、ここでは複数の媒体で確かめられた営業代行全体の相場を目安として示し、建設業で確かめたい点を並べます。

料金の形 公開されている相場の例 出典 建設業で確かめたいこと
固定報酬型 営業担当者1人あたり月50万〜60万円程度 Sales Marker、PRONIアイミツ 何人が月に何日動くか、訪問まで含むか
成果報酬型(アポイント1件) 1万5,000円〜2万円程度 Sales Marker、PRONIアイミツ、BOXIL(営業代行主要34サービス調査) 誰との面談の約束を1件と数えるか
成果報酬型(アポイント1件) 1万〜3万円 グランドセントラル 同上
成果報酬型(大企業や決裁者を指定するアポイント1件) 3万〜5万円程度 アイドマ・ホールディングス、ローカルマーケティングパートナーズ 経営者や工事部長など、役職の条件をどう書くか
成果報酬型(成約時) 売上の20〜30%とする媒体と、30〜50%とする媒体がある 20〜30%: グランドセントラル、アイドマ・ホールディングス/30〜50%: Sales Marker、PRONIアイミツ 工事金額が途中で変わったときの計算
複合型 月額10万〜50万円の固定費に成果報酬を上乗せ Sales Marker、PRONIアイミツ 固定部分に含まれる作業(リスト作成・報告など)
契約期間 最低契約期間は3〜6か月が中心、固定報酬型の契約期間は3〜6か月が一般的 BOXIL(営業代行主要34サービス調査)、ローカルマーケティングパートナーズ 途中でやめる場合の条件

出典: Sales Marker(2026年1月22日更新)、PRONIアイミツ(2026年3月3日更新)、BOXIL Magazine 営業代行主要34サービス調査(2026年5月1日更新)、グランドセントラル(2026年1月21日更新)、アイドマ・ホールディングス Sales Crowdコラム(2026年5月26日更新)、ローカルマーケティングパートナーズ(2026年5月22日更新)。BOXILは税区分が不明な製品を税抜として算出と注記しており、ほかは税区分の記載がありません。いずれも営業代行全体の相場で、建設業に限った数字ではありません。確認日 2026-09-14。

表のとおり、アポイント1件の単価も成約時の割合も、出典によって幅があります。1つの数字を「相場」と決めつけず、見積もりをとったら、何を1件と数えるか、訪問や報告がどこまで含まれるかをそろえてから比べてください。料金の形ごとの費用対効果の見方は、営業代行の費用相場と費用対効果の見極め方で詳しく整理しています。

払える上限は、1件の工事で残る粗利から逆算する

建設業では、工種や工事の規模によって1件あたりの工事金額も粗利も大きく違います。そのため、他社の相場と比べるより、自社の数字から払える上限を出すほうが判断に使えます。1件の工事で残る粗利に、面談から受注に至る割合を掛けると、面談1件あたりに使える営業費の上限の目安になります。面談から受注に至る割合が分からない場合は、過去の見積依頼のうち何件が受注になったかを数えるところから始めてください。

建設のエイギョウブの料金

建設のエイギョウブの料金は、月額の目安でトライアル20万円〜(税別)、標準40万円〜(税別)です。いずれも目安です。最低契約期間、初期費用、成果報酬を組み合わせる場合の料率は公開していないため、お見積り時に確認してください。

公開事例|レンガ建材メーカーの元請け開拓

LongWaveのサービスページ(訪問営業・建設)には、レンガを扱う建材メーカーの支援事例が掲載されています(この記事では社名を伏せています)。

支援の内容は、大手ハウスメーカーや元請けへの販路の再構築です。テレアポと訪問を組み合わせ、稼働を始めた最初の月から有力な元請けとの接点を創出し、商談の獲得数は従来と比べて約10倍になったと掲載しています。建設のサービスページには、記載の内容・数値は対象期間や条件により異なるという注記があります。

この事例から読み取れるのは、元請けやハウスメーカーの開拓にテレアポと訪問を組み合わせたという進め方までです。約10倍という数字はこの会社の支援での結果で、商材や地域、開拓先が違えば同じ結果になるとは限りません。建材メーカーが自社製品の技術営業を外注するときの線引きは、製造業の営業代行で扱います。

発注前に準備するもの|施工実績・対応工種とエリア・受けられない条件

建設業の営業代行では、代行会社の担当者が自社の工事を見たことがない状態から電話や訪問を始めます。稼働前に次のものをそろえて渡しておくと、窓口で聞かれたことにその場で答えられる範囲が広がり、社内への問い合わせも減らせます。

準備するもの 中身の例 使いみち
施工実績の一覧 工種、建物の種類、規模、地域、時期。元請け名や物件名を社外に出してよいかの区別 電話や資料で「どんな工事をしてきた会社か」を伝える
対応工種と許可を受けている業種 自社で施工できる工種、建設業許可の業種、協力会社と組めば対応できる範囲 開拓先の絞り込みと、相手からの質問への回答
対応エリア 自社の職人が通える範囲と、条件つきで対応できる範囲 リストの地域の決め方
受けられない条件 工事の規模、工期、工種、夜間工事の可否など 合わない案件に時間を使わないための線引き
繁忙期と受けられる時期 月ごとの工事の予定、新しい現場を受けられる時期 電話で時期の話をするときの材料
連絡しない先(NG先) すでに取引のある元請け、紹介元、過去に行き違いがあった会社 いまの取引関係を崩さないための除外
見積・現地調査の社内窓口 引き継ぎ先の担当者と、回答までの目安日数 見積依頼を受けたあとの引き継ぎ

出典: 数字を含まない一般的な整理です。

施工実績の一覧は、ただ並べるより、どこから受注してきたかを数えながら整理すると、狙う開拓先も決めやすくなります。自社の受注の出どころを数える「受注棚卸し」の手順は、建設業が新規開拓できない理由と抜け方で紹介しています。

代行会社が建設業の話についてこられるかを確かめる

建設業の開拓では、工種や工事区分、協力会社登録といった言葉が最初の電話から出てきます。代行会社を選ぶときは、自社の工種を伝えたうえで、誰がスクリプトを作るのか、最初の電話で何を聞く想定なのかを見せてもらうと、話が進むかどうかの見当がつきます。あわせて、見積や技術の質問を受けたときにどう持ち帰るか、断られた理由をどう記録するかも聞いておくと、稼働後の行き違いを減らせます。

稼働前の打合せで口頭でも共有する

準備したものは資料で渡すだけでなく、稼働前の打合せで口頭でも共有しておくと、代行会社のリストやスクリプトに反映されやすくなります。建設のエイギョウブの流れは、無料相談、営業設計・計画作成(ターゲット・チャネル・KPI・トーク設計)、契約・体制整備(営業リスト・スクリプト・運用体制)、キックオフ・稼働の順で、稼働の前にリストとスクリプトを整える段階があります。

まとめ|開拓先ごとに任せる工程と成果地点を決めてから費用を比べる

建設業の営業代行は、開拓先をゼネコン、サブコン、地場の工務店、ハウスメーカー、管理会社などに分け、それぞれで最初の接点の取り方と任せる工程を決めるところから始めます。窓口の確認、時期の聞き取り、資料の送付、面談の日程調整は任せやすく、見積・現地調査・技術的な判断は社内に残すのが基本の形です。

手法は、電話で窓口と時期を確かめ、会う約束を取ってから訪問し、断られても次に連絡する時期を残す組み合わせが、元請けの開拓で使いやすい形です。成果は、窓口の確認、アポイント、面談、協力会社登録、見積依頼、受注のどこで数えるかを契約前に決めます。代行会社が左右しやすい地点を報酬の条件に、登録や見積依頼は双方で追う指標にすると、結果を判断しやすくなります。

費用については、建設業に限った相場は、複数の媒体で確かめられる形では見つかりませんでした。営業代行全体では、固定報酬型が営業担当者1人あたり月50万〜60万円程度、アポイント1件が1万5,000円〜2万円程度からと出典によって幅があるので、その範囲を目安にしつつ、自社の工事1件の粗利から払える上限を逆算して比べてください。

よくある質問(FAQ)

リフォームや外壁塗装の会社でも、建設業の営業代行を頼めますか?
管理会社や工務店、元請けなど法人との取引を増やすための開拓であれば、この記事と同じ考え方で任せる範囲と成果地点を決められます。個人宅に訪問して契約を取る営業は、特定商取引法の訪問販売の規定が関係するため、この記事の対象から外しています。なお、相手が営業のために結ぶ契約は訪問販売などの規定の適用除外とされていますが、事業者名義の契約というだけで一律に除外されるわけではなく、主に個人用・家庭用に使うための契約には原則として適用されると消費者庁と経済産業省の通達は説明しています。
職人や現場担当が営業を兼ねている小さな会社でも、営業代行は使えますか?
使えるかどうかは、任せる範囲をどこまで絞れるかと、社内に残す工程に時間を割けるかで決まります。窓口の確認や面談の日程調整を任せても、見積や現地調査の依頼が来たときに社内で対応できなければ、接点が受注につながりません。小さく始める場合は、開拓先の種類を1つに、地域を自社の対応エリアに絞り、見積の回答期限を社内で決めてから依頼してください。建設のエイギョウブには、月額の目安でトライアル20万円〜(税別)のプランがあります。
建設業の営業代行を始めてから、成果はいつ頃見えますか?
何日で見えるとは言い切れません。窓口の確認やアポイントは稼働中から件数で追えますが、協力会社登録や見積依頼、受注は、相手の工事の予定や審査、自社の回答に左右されるためです。LongWaveでは営業支援の契約を3〜6か月を基本にしています。契約期間の中で、窓口の確認数、面談数、登録や見積依頼の件数を毎月並べ、続けるかどうかを判断する材料を集めるつもりで進めると、途中で判断しやすくなります。見る指標は契約前に決めておいてください。
地方の現場や遠方のエリアでも、営業代行を頼めますか?
電話やDM・フォームでの接点づくりは地域を選ばず進められますが、訪問を含める場合は、対応できるエリアや移動費の扱いが代行会社ごとに違います。遠方の開拓を頼むときは、訪問の可否、交通費を料金に含むか実費で精算するか、1回の出張で何件訪ねる計画かを見積もりの段階で確認してください。建設のエイギョウブの対応エリアや訪問の条件は公開していないため、お見積り時に確認してください。

出典

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