展示会の営業代行は、「当日の声かけと名刺獲得」と「会期後のフォロー架電と商談化」の2つに分けて頼むと、費用と成果が見えやすくなります。成果は名刺の枚数ではなく、会期後に何件の商談や見積依頼につながったかで測ると、発注した費用が妥当だったかを判断できます。
この記事は、製造・IT・SaaSなどのBtoB企業で展示会に出展していて、当日の人手が足りない、名刺はもらえても会期が終わったあとの連絡が回らず商談にならない、と感じている販促・営業の責任者に向けたものです。
この記事で分かること
- 展示会の営業代行で頼める仕事と、ブースの運営代行・コンパニオンとの違い
- 外に出しやすい工程と社内に残す工程の線引き、職種と工程を分けて見る費用の目安
- 名刺枚数ではなく会期後の商談で成果を測る決め方と、発注前に代行会社と決めておく項目
展示会の営業代行で頼める仕事|ブースの運営代行やコンパニオンとは別の仕事
展示会で外に頼める仕事は、会期の前、当日、会期の後の3つの時期に分かれます。「展示会 代行」で探すと、営業代行のほかにブースの制作や運営の代行、コンパニオンの手配も並びますが、それぞれ受け持つ仕事も料金の数え方も違います。まず、営業代行が受け持つ仕事を工程ごとに並べます。
会期前から会期後まで、営業代行が受け持つ5つの仕事
- 会期前の来場誘致: 既存の取引先や見込み客に電話やメールで出展を案内し、ブースで会う約束を取りつけます。
- 当日の声かけと名刺獲得: 通路を歩く来場者に声をかけてブースへ案内し、名刺やアンケートを受け取ります。
- その場のヒアリング: 困っていること、導入を考えている時期、社内での立場などを短く聞き、名刺ごとにメモを残します。
- 会期後のフォロー架電とアポ獲得: 受け取った名刺の相手に電話やメールで連絡し、面談や打合せの約束を取ります。
- 商談への同席: 自社の営業担当と一緒に商談に入り、会場で聞いた内容を引き継ぎます。
どこからどこまでを受け持つかは、会社によって違います。当日の人手だけを出す会社、会期後のフォローだけを請け負う会社、前後を通して担う会社があるので、発注前に工程ごとに対応の有無を確かめましょう。
ブース制作・運営代行・コンパニオンとの違い
展示会まわりの外注先は、仕事の目的で見分けると混同しにくくなります。
| 依頼先の種類 | 主な仕事 | 仕事の目的 | 成果として見やすいもの |
|---|---|---|---|
| 展示会の営業代行 | 来場誘致、声かけ、ヒアリング、会期後のフォロー架電、商談同席 | 名刺を商談に変える | アポ・商談の件数 |
| 展示会の運営代行 | 受付、誘導、アンケート回収などの当日運営と、その準備の手配 | ブースを滞りなく回す | 当日の運営が予定どおり進んだか |
| コンパニオンの手配 | 受付、呼び込み、チラシやノベルティの配布 | ブースに人を呼ぶ | 立ち寄り数・配布数 |
| ブース制作 | ブースの設計・施工・撤去 | 出展する場所をつくる | ブースの完成 |
出典: 区分と仕事内容は編集部の整理です(2026-09-15時点)。
運営代行とコンパニオンは、ブースを回したり人を呼んだりするための人手です。これに対して営業代行は、集まった名刺を商談に変えるための人手です。同じ見積りの中にこの2種類を混ぜると、何にいくら払ったのか、成果をどの数字で見るのかがぼやけます。見積りを取るときは、この区分ごとに行を分けてもらうと比べやすくなります。
出展前の準備、当日の声かけのコツ、会期後のフォローの手順といった展示会営業のやり方そのものは、展示会営業の進め方で扱います。この記事では、外に頼むときの切り分けと費用、成果の決め方に絞ります。
どの工程を外に出すか|任せやすい工程と社内に残す工程
工程ごとに任せやすいかどうかは、「手順と基準を前もって言葉にできるか」と「その場で自社の判断が要るか」の2点で決まります。声のかけ方や聞く項目は事前に決めて渡せますが、技術的な質問への答えや値引きの判断は、その場の状況と自社の事情で変わるため外に出しにくくなります。
| 工程 | 任せやすさ | 外に出すときに自社が用意するもの | 社内に残す部分と理由 |
|---|---|---|---|
| 会期前の来場誘致 | 任せやすい | 案内する相手のリスト、案内の文面、ブースで見せる内容 | 付き合いの長い取引先への案内。担当営業との関係があるため、誰から連絡するかを社内で決める |
| 当日の声かけ・名刺獲得 | 任せやすい | 声をかけたい来場者の条件(業種・職種など)、渡す資料 | 製品の実演や詳しい説明。説明員は社内から出す |
| その場のヒアリング | 条件つきで任せやすい | 聞く項目を絞ったメモの様式、名刺の温度の分け方 | 技術的な質問への回答。推測で答えると誤った期待を持たせるため、社内の担当者へつなぐ |
| 会期後のフォロー架電・アポ獲得 | 任せやすい | 名刺データと当日メモ、話してよい範囲、NGトーク、アポの受け入れ枠 | 価格や納期の具体的な質問への回答。出たら社内へ引き継ぐ |
| 商談への同席 | 役割を絞れば任せられる | 同席者の役割(会場で聞いた内容の引き継ぎなど) | 提案の中身と進め方。受注後の関係を持つのは自社のため |
| 見積り・値引き・取引条件 | 任せにくい | (外に出さない) | 利益と取引条件に直接かかわり、あとから取り消しにくいため |
出典: 編集部の整理です(2026-09-15時点)。任せられる範囲は代行会社との契約内容で変わります。
社内に残す工程に共通しているのは、間違えたときに取り消しにくい判断だという点です。技術的な質問にその場で答えたり、値引きをほのめかしたりすると、あとで自社の担当者が説明をやり直すことになります。代行会社に渡す資料には「この質問が出たら社内へつなぐ」という線を書いておくと、会場でも電話でも迷いが減ります。
反対に、会期後のフォロー架電は、名刺の数が多いほど社内で回らなくなりやすい工程です。展示会の直後は通常の業務もたまっているため、社内の営業担当が全員に連絡し終える前に、相手の記憶が薄れてしまうことがあります。人手の足りなさを感じているなら、当日よりも先に会期後のフォローを外に出す候補として検討する価値があります。
当日と会期後を同じ会社に頼むか、別々の会社に頼むかも、先に考えておきたい点です。同じ会社に頼むと、会場で話を聞いた人の感触がそのままフォローの電話に引き継がれやすく、名刺の温度の基準も揃えやすくなります。別々に頼む場合や、当日は自社の社員だけで立つ場合は、名刺データと当日メモをどの形式で、会期の何日後までに渡すかを決めておかないと、フォローの開始が遅れます。
フォロー架電で最初の電話をどう組み立てるかは、商談化率を上げる初回アプローチの設計で「次に進む理由」を渡す4つのパートとして整理しています。すぐに商談にならない名刺と時間をかけて関係を続ける方法は、リードナーチャリングの基本が参考になります。
費用の目安|職種と工程を分けて見る
展示会まわりの料金は、同じ「1日いくら」でも、ブース運営のスタッフ、コンパニオン、営業の人材で中身が違います。ここでは公開されている数字を、職種と工程に分けて並べます。いずれも比較記事の目安や1社の公開料金で、職種の違う数字を1つの相場にまとめたものではありません。
当日の人手は「1名1日」で比べる
| 区分 | 公開されている数字 | 単位・税区分・条件 | 出典 |
|---|---|---|---|
| ブース運営スタッフ | 3万〜8万円 | 1名1日。税区分の記載なし。語学ができる人や専門知識のある説明員だと1名10万円前後まで上がる例もあるとの記載 | ストラーツ「展示会運営代行おすすめ16選」 |
| コンパニオン | 2万5,000〜3万5,000円前後 | 1名1日。税区分の記載なし。2026年8月時点の各社の公開情報をもとに整理したとの記載 | セカツク「展示会コンパニオン会社比較」 |
| 展示会での営業代行(1社の公式料金) | 2万9,700円〜 | 1人日〜。税込。活動内容はブースへの呼び込み、パンフレット配布、出展物の説明 | 日本営業代行株式会社「営業代行の料金」 |
出典: ストラーツ「展示会運営代行おすすめ16選」(2026年7月18日更新)、セカツク「展示会コンパニオン会社比較」(2026年8月26日更新)、日本営業代行株式会社「営業代行の料金」(更新日の記載なし)。いずれも2026-09-15に確認。
3行目は相場ではなく、日本営業代行株式会社の公式料金です。同社の料金ページでは、展示会での営業代行は1人日2万9,700円〜(税込)で、活動内容として呼び込み、パンフレット配布、出展物の説明が挙げられています。会期後のフォロー架電はこの活動内容には書かれていないため、同じ「営業代行」という名前でも、どの工程までが料金に入っているかは会社ごとに確かめる必要があります。
当日の費用は、基本的に「1名1日の単価 × 人数 × 日数」で膨らみます。3日間の展示会に2名を出せば、単価の6倍が人件費の目安になります。ブースに立つ人数を決めるときは、声をかける人、話を聞く人、説明する社内の担当者の役割を分けて考えると、外から呼ぶ人数を必要以上に増やさずに済みます。
1展示会の総額と、会期後フォローの費用
| 費用の項目 | 目安 | 出典 |
|---|---|---|
| 運営代行の当日運営の人件費 | 30万〜50万円 | ストラーツ「展示会の運営代行会社おすすめ7選」 |
| 運営代行の会期後フォロー費 | 10万〜20万円 | 同上 |
| 運営代行の合計(ほかの費用項目を含む) | 50万〜110万円 | 同上 |
| 企画・ブース制作・運営・商談化・事後フォローまで一括 | 500万〜1,000万円以上 | ストラーツ「展示会運営代行おすすめ16選」 |
出典: ストラーツ「展示会の運営代行会社おすすめ7選」「展示会運営代行おすすめ16選」(いずれも2026年7月18日更新、2026-09-15確認)。いずれも1展示会あたり、税区分の記載なし。合計の50万〜110万円には、表に載せていない費用項目(交通費・宿泊費、事前準備費)も含まれています。
この内訳で見ておきたいのは、会期後のフォローが当日の人件費とは別の費用項目として立てられている点です。当日の人手だけを見積もり、フォローは社内でやるつもりで予算に入れないまま出展すると、名刺が手元に届いたあと誰も動けない状態になりかねません。予算を組むときは、当日の費用と会期後の費用を別の行で持っておきましょう。
最下行の500万〜1,000万円以上は、ブースの制作まで含めた一括の依頼の目安です。営業代行だけの費用と並べて高い安いを比べるものではないので、見積りを比べるときは同じ範囲どうしで比べてください。
複数の会社から見積りを取るときは、次の点が書かれているかを確かめると、同じ条件で比べやすくなります。
- 1名1日の単価が、何人・何日を前提にした金額か
- 会期前の来場誘致や会期後のフォローが料金に含まれているか
- 交通費や宿泊費が料金に含まれるか、実費で別に請求されるか
- 名刺のデータ化やリストの整理に、別の料金がかかるか
これらが見積書から読み取れない場合は、工程ごとに行を分けて出し直してもらいましょう。
名刺フォロー代行には、まとまった相場の数字がない
会期後の名刺フォローだけを頼む場合の相場を示した比較記事は、編集部が確認した範囲では見つかりませんでした。料金の組み立て方の一例として、ストラーツの記事に掲載されているセカツクのフォローアップコールの料金は、初期費用20万円、月額運営費10万円、アポイント獲得報酬1件1.3万円、名刺データ化1枚100円です(税区分の記載なし)。これは1社の料金で、相場ではありません。
この例のように、名刺フォローは「初期費用と月額の固定費に、アポ1件いくらを足す」形で組まれることがあります。アポ単価で頼む場合の料金の考え方は、テレアポ代行の費用相場で整理しています。営業代行全体の料金体系(固定報酬型・成果報酬型・複合型)と費用対効果の見方は、営業代行の費用相場と費用対効果の見極め方にまとめています。
成果の決め方|名刺枚数ではなく会期後の商談で測る
展示会の成果を名刺の枚数で数えると、当日すぐに集計できる反面、受注から遠いところで評価することになります。代行会社に声かけを頼んで枚数を目標にすると、自社の対象ではない来場者の名刺まで集めたほうが達成しやすくなるためです。どこを成果として数えるかで、代行会社の動き方も変わります。
| 成果地点 | 数えやすさ | 受注との近さ | 契約前に決めておくこと |
|---|---|---|---|
| 名刺枚数 | 高い(当日に数えられる) | 遠い | 同業者や学生など、対象外の名刺を数えるかどうか |
| 有効リード | 中(条件に合うかの判定が要る) | やや遠い | 業種・規模・役職など、有効とみなす条件と判定する人 |
| アポ | 中(約束の日時で数えられる) | 中 | 相手の役職の条件、日時が決まった時点で数えるか、キャンセルや延期の扱い |
| 商談 | やや低い(実施されたかの確認が要る) | 近い | 実施の定義(オンラインを含むか、誰が出席したら商談とみなすか) |
| 見積依頼 | 低い(社内の営業記録との照合が要る) | 近い | 会期から何か月以内の依頼を数えるか、社内の記録をどう共有するか |
出典: 編集部の整理です(2026-09-15時点)。
数えやすい地点ほど受注から遠く、受注に近い地点ほど数えるのに手間がかかります。そこで、代行会社からの報告は名刺枚数や有効リード、アポの件数で受け、自社では商談と見積依頼まで追いかける、という二段で見ると整理しやすくなります。代行会社が自分の仕事として責任を持てる数字と、自社が「次の展示会にも出るか」「次も同じ会社に頼むか」を判断する数字を分けられるためです。
展示会でつながった相手は、会期の直後に商談へ進むとは限りません。検討に時間のかかる商材では、数か月たってから見積依頼が来ることもあります。評価する期間(会期から何か月までを数えるか)も、成果地点と一緒に決めておきましょう。期間を決めずに始めると、会期の翌月に商談が少ないだけで「効果がなかった」と早合点しやすくなります。
成果報酬型で頼む場合に成果の定義をどう書くかは、営業代行の成果報酬型の相場で、固定報酬との違いとあわせて整理しています。
発注前に決めること|展示会の日程から逆算して代行会社とすり合わせる
展示会は会期が動かせないため、準備が遅れると当日にも会期後にも手戻りが出ます。代行会社に声をかける前に、次の項目を社内で決めておき、発注時にすり合わせましょう。
| 決める項目 | 決める内容の例 | 決めないと起きやすいこと |
|---|---|---|
| 対象の展示会と目標 | 展示会名、会期、会いたい来場者の条件、成果地点と評価期間 | 名刺の枚数だけが報告され、判断に使えない |
| 当日メモの項目と名刺の温度 | 聞く項目、温度の分け方、メモの書き方 | 会期後に、どの名刺から連絡すべきか分からない |
| フォローの開始日と回数 | 会期の何日後から始めるか、何回まで連絡するか、電話とメールの使い分け | 連絡が遅れて相手の記憶が薄れる、または連絡が多すぎて印象を悪くする |
| 名刺データの受け渡し | データの形式、渡す方法、保管期間、会期後の返却や削除 | 個人情報の管理があいまいになる |
| NGトーク | 価格・納期・性能について言ってはいけないこと、競合他社への言及 | 約束できないことを伝えてしまい、商談で打ち消すことになる |
| 報告の頻度 | 当日の終わり、会期後のフォロー期間中の週1回など、報告の時期と項目 | 途中で進め方を直せず、終わってから結果だけを知る |
出典: 編集部の整理です(2026-09-15時点)。
対象の展示会と目標、当日の指示の出し方
最初に決めるのは、どの展示会で、どんな来場者に会い、何を成果として数えるかです。同じ展示会でも、既存の取引先との関係づくりが目的なのか、新しい取引先の開拓が目的なのかで、声をかける相手も会期後の連絡の仕方も変わります。成果地点と評価期間は、前の節の表から選んで契約前に言葉にしておきましょう。
当日のブースでは、自社の社員と代行会社のスタッフが同じ場所で動くため、自社の社員がスタッフに直接あれこれ指示を出す場面が起きやすくなります。厚生労働省の疑義応答集(第2集)は、営業を請け負ったスタッフに発注者が顧客への営業上の対応方針などを直接指示している場合は、労働者派遣事業と判断されるとしています。当日の方針の変更は代行会社の責任者を通して伝える、という段取りを事前に決めておくと安心です。
当日メモの項目と名刺の温度の分け方
会期後のフォローの質は、当日のメモでほぼ決まります。名刺だけが残っていて会話の中身が分からないと、フォローの電話は「先日はありがとうございました」から先に進みにくくなります。聞く項目は多すぎると記入されなくなるので、会期後の連絡に使う項目に絞りましょう。
名刺の温度は、たとえば次のように分けておくと、会期後に連絡する順番を決めやすくなります。
- 高: 導入の時期や予算、社内での検討の話が出た
- 中: 困っていることは聞けたが、時期は決まっていない
- 低: 情報収集が目的、または名刺交換だけで話が深まらなかった
分け方そのものより大切なのは、当日に誰が判定し、どこに記録するかを揃えることです。代行スタッフと自社の社員で基準がずれると、会期後に温度の高い名刺が埋もれてしまいます。
フォローの開始日と回数、NGトーク、報告の頻度
フォローを会期の何日後から始め、何回まで連絡するかは、代行会社と数字で決めておきます。あわせて、自社の営業担当がアポを受けられる日時の枠も先に渡しておくと、電話の場で日程まで決めやすくなります。価格や納期、性能について言ってはいけないことはNGトークとして文書にし、判断に迷う質問が出たら社内へ引き継ぐ流れにしておきましょう。報告は、当日の終わりと、フォロー期間中は週1回など、途中で進め方を直せる頻度にしておくと安心です。
名刺データの受け渡しと個人情報の扱い
個人情報保護法は、生存する個人に関する情報で、氏名などにより特定の個人を識別できるものを個人情報としています。名刺には通常、氏名が書かれているため、この定義に照らして扱うのが安全です。メールアドレスも、ユーザー名とドメイン名から特定の個人を識別できるものは、それだけで個人情報に当たるとされています。
個人情報を取得したときは、利用目的をあらかじめ公表している場合を除き、速やかに本人に通知するか公表する必要があります。名刺データを代行会社に渡す前に、自社のプライバシーポリシーで示している利用目的と、渡す範囲、保管と削除の方法を確認し、契約書にも書いておきましょう。代行会社に渡すこと自体の法的な扱いは、自社の個人情報の担当者や専門家に確認してください。
会期後にメールで案内を送る場合、特定電子メール法では、名刺などの書面でメールアドレスを通知してきた相手には、広告・宣伝のメールを送れる例外が設けられています。ただし、送らないよう求められたら、その意思に反して送ることはできません。
エイギョウブで頼める範囲
当メディアを運営するLongWave株式会社の営業支援サービス「エイギョウブ」では、実行支援メニューの1つに「交流会・展示会」があり、リアルな接点で関係をつくって商談につなげる支援として掲載しています。同じメニューには、電話営業(BDR/SDR)と、フォームDM(1日最大500件のアプローチ)もあります。
アポイント獲得だけでなく、商談から成約までを一括で請け負うこともできます。料金は月額の目安で、トライアル30万円〜/月(税別)、標準50万円〜/月(税別)です。いずれも目安で、支援範囲・体制に応じて提案します。
展示会1回だけの依頼ができるかどうか、対応できる会期や地域、費用は、お見積りの際に確認します。進め方は、ヒアリングのあとに支援計画(KPI・PL設計、体制の提案)を作成し、契約、アサイン・稼働開始の順です。展示会の日程が決まっている場合は、会期から逆算して早めにご相談ください。
まとめ
- 展示会の営業代行は、来場誘致、当日の声かけと名刺獲得、その場のヒアリング、会期後のフォロー架電、商談同席に分かれます。ブースの運営代行やコンパニオンとは目的が違うため、見積りの行を分けて比べましょう。
- 技術的な質問への回答、値引きの判断、見積りは社内に残し、手順と基準を言葉にできる工程から外に出すと進めやすくなります。
- 費用は職種ごとに分けて見ます。ブース運営スタッフは1名1日3万〜8万円(ストラーツ)、コンパニオンは1名1日2万5,000〜3万5,000円前後(セカツク)で、いずれも税区分の記載はありません。運営代行の1展示会あたりの内訳では、会期後フォロー費10万〜20万円が当日の人件費とは別に立てられています(ストラーツ)。
- 名刺フォロー代行だけの相場を示した比較記事は見つかりませんでした。1社の料金を相場と読み違えないよう注意してください。
- 成果は名刺の枚数で数えず、会期が終わったあとの商談や見積依頼で測ります。成果地点と評価期間は契約前に決めておきましょう。
代行会社を比べるときの確認項目は営業代行の比較で、展示会以外の新規開拓の方法とあわせて考えたい場合は中小企業の新規開拓方法の比較で整理しています。
よくある質問(FAQ)
- 展示会1回だけでも営業代行を頼めますか
- 頼めるかどうかは会社によって異なります。営業代行全体では、月額固定型は3〜6か月の契約が一般的とする媒体が多く(BOXIL、BowNow、ローカルマーケティングパートナーズ)、コール課金型や成果報酬型には1か月単位や1件から頼める会社もあります。展示会の人手を1人日の単価で出している会社もあるので、発注前に最低契約期間を確認しましょう。エイギョウブで展示会1回だけの依頼ができるかどうか、対応できる会期や地域、費用は、お見積りの際に確認します。
- 名刺だけ渡して、会期後のフォロー架電だけを頼めますか
- 会期後のフォローだけを料金として分けている会社はあります。たとえばストラーツの記事に掲載されているセカツクのフォローアップコールは、初期費用20万円、月額運営費10万円、アポイント獲得報酬1件1.3万円です(1社の料金・税区分の記載なし)。ただし名刺だけで当日の会話メモがないと、最初の電話で相手の状況を聞き直すところから始まります。名刺データと一緒に、温度の分け方と当日のメモを渡せるように準備しておくと、フォローの質が上がります。
- 展示会でもらった名刺は個人情報に当たりますか
- 個人情報保護法は、氏名などにより特定の個人を識別できる情報を個人情報としており、氏名が書かれた名刺はこの定義に照らして扱うのが安全です。個人名から識別できるメールアドレスは、それだけで個人情報に当たるとされています。取得したら、利用目的をあらかじめ公表している場合を除き、速やかに本人へ通知するか公表します。代行会社に名刺データを渡すときは、渡す範囲や保管・削除の方法を契約で決め、扱いに迷う点は社内の担当者や専門家に確認してください。
- 展示会の営業代行の費用は何で決まりますか
- 主に、どの職種の人を何人・何日出すかと、会期前や会期後の工程を含めるかで決まります。当日の人手は1名1日で数えることが多く、ブース運営スタッフは3万〜8万円(ストラーツ)、コンパニオンは2万5,000〜3万5,000円前後(セカツク)とされています(いずれも税区分の記載なし)。運営代行の1展示会あたりの内訳では、当日運営の人件費30万〜50万円に対し、会期後フォロー費10万〜20万円が別に立てられています(ストラーツ)。見積りは工程ごとに行を分けてもらうと比べやすくなります。
出典
- 展示会運営代行おすすめ16選(ストラーツ・2026年7月18日更新) 確認日 2026-09-15
- 展示会の運営代行会社おすすめ7選(ストラーツ・2026年7月18日更新) 確認日 2026-09-15
- 展示会コンパニオン会社比較(株式会社セカツク・2026年8月26日更新) 確認日 2026-09-15
- 営業代行の料金(日本営業代行株式会社・更新日の記載なし) 確認日 2026-09-15
- 営業代行主要34サービス調査(BOXIL Magazine・2026年5月1日更新) 確認日 2026-09-14
- テレアポ代行の費用(BowNow・2026年5月21日更新) 確認日 2026-09-14
- 営業代行の費用(ローカルマーケティングパートナーズ・2026年5月22日更新) 確認日 2026-09-14
- 労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準(37号告示)関係疑義応答集(第2集)(厚生労働省) 確認日 2026-09-14
- 個人情報の保護に関する法律(e-Gov法令検索) 確認日 2026-09-14
- 「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」に関するQ&A(個人情報保護委員会・令和7年7月1日更新版) 確認日 2026-09-14
- 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(e-Gov法令検索) 確認日 2026-09-14
- 特定電子メールの送信等に関するガイドライン(総務省・消費者庁・平成23年8月) 確認日 2026-09-14
- エイギョウブ(LongWave株式会社) 確認日 2026-09-14
営業のどこが足りないか、8問で確認できます。
リード創出・商談化・体制・仕組み・データの5軸で現在地を可視化します。
展示会後の名刺を、商談につなげる流れを整えたい方へ
会期後のフォローで何を任せ、何を自社に残すかを、自社の商材と体制に合わせて一緒に整理します。

