フォーム営業代行の費用は、送った件数に払う従量課金、月ごとに決まった額を払う月額定額、返信やアポイントの獲得に払う成果報酬の3つの形に分かれます。送信そのものは比較的安く大量にできますが、送って終わりにすると商談にはつながりにくいため、返信への対応、電話での追客、訪問までの工程を決めたうえで頼むことが大切です。この記事では、公開されている費用の目安を出典つきで並べ、見積もりで確認する項目、法律上の扱いで言い切れない点、送信後に電話や訪問へつなぐ設計を順に整理します。

読者として想定しているのは、営業に割ける人手が少なく、企業サイトの問い合わせフォームを使った営業を外部に頼もうとしているBtoB企業の経営者・営業責任者、そしてマーケティングの担当者です。

この記事で分かること

  • 対象の選定から効果測定までの7工程のうち、送信代行と営業代行がそれぞれ担う範囲
  • 従量課金・月額定額・成果報酬それぞれの公開されている目安(出典つき)と、見積もりで確認する6項目
  • フォーム送信の法的な扱いで公式見解が見つからない点と、送信後に電話・訪問へつなぐ手順

フォーム営業代行で頼める工程|送信代行と営業代行の境目

フォーム営業は、企業のウェブサイトにある問い合わせフォームに営業の文面を入力して送り、相手からの返信をきっかけに商談をつくる新規開拓の方法です。代行を頼むときは、送信を代わりにしてもらうのか、返信のあとの営業まで任せるのかで、頼む中身も費用の形も変わります。

工程に分けると、次の7つになります。どこまでを外に出すかを先に決めておくと、見積もりを取ったときに比べやすくなります。

工程 作業の中身 社内に残しやすい判断
1. 対象選定 業種・規模・エリアなど、送る先の条件を決める 狙う顧客像と、送らない企業(既存取引先・関係先など)
2. リスト作成 条件に合う企業と、問い合わせフォームのURLを集める リストの持ち主と、契約終了後の扱い
3. 文面作成 件名・本文・資料の案内などをつくる 使ってよい表現と、価格や実績の書き方
4. 送信 フォームに入力して送る。担当者が手で入力する場合と、ツールを使う場合がある 送る時期と、1社に送る回数の上限
5. 返信対応 返信を読み分け、日程調整や資料の送付をする 誰が返信に答えるか、答えてよい範囲
6. 追客 返信があった企業や、優先度の高い企業に電話などで連絡する 電話をかける条件と、連絡しない条件(お断りの返信など)
7. 効果測定 送信成功数・返信数・商談数を集計し、文面や対象を見直す 何を成果と数えるか、見直しの頻度

表は工程の分け方を示すために当メディアで整理したものです。実際にどこまで含むかは代行会社との契約で決まります。

この記事では、1〜4の送信までを請け負う頼み方を送信代行、5の返信対応や6の追客まで含めて、電話営業や訪問など別の手段と組み合わせる頼み方を営業代行として分けて考えます。ただし、呼び方の定義が業界で揃っているわけではありません。サービス名ではなく、表のどの工程を誰が担うかで見積もりを読み比べてください。

フォーム営業を、テレアポや紹介、広告などほかの新規開拓の手段と比べてどう位置づけるかは、中小企業の新規開拓方法の比較で扱っています。

返信のあとを誰が担うかを最初に決める

フォーム営業で見落としやすいのは、返信が来たあとの動きです。送信だけを外に出し、返信への対応を社内で受けるなら、返信を確認する担当者と、何日以内に答えるかを決めておく必要があります。返信に答えないまま日が過ぎると、相手の関心が薄れたり、他社との検討が先に進んだりすることがあります。

返信対応まで外に出す場合は、代行会社の担当者が答えてよい範囲(価格の目安、導入時期、事例の話など)を文書で渡しておくと、社内の方針と違う答え方を防ぎやすくなります。このとき、答え方の方針は受注した代行会社に伝え、代行会社のスタッフ一人ひとりに直接指示しない形にしておきます。厚生労働省の疑義応答集は、営業を請け負った会社のスタッフに発注者が顧客への営業上の対応方針などを直接指示している場合は、労働者派遣事業と判断されるとしています。

フォーム営業代行の費用の目安|送信・月額・成果のどれに払うか

公開されている目安は、何に対してお金を払うかで単位が変わります。下の表は、フォーム営業代行を扱った比較記事や、代行会社・ツール会社のコラムが示している目安を、課金の形ごとに並べたものです。

課金の形 払う対象 目安(出典) 読むときの注意
従量課金 送信1件(1通) 1件あたり100〜300円(StockSun)/1件あたり50〜200円、スポット発注の場合(リードダイナミクス)/1通50〜100円、月額にして10万〜30万円(ローカルマーケティングパートナーズ) リスト作成と文面作成を単価に含むか、送信に成功した分だけを数えるかで、実際の支払額が変わる
月額定額 月ごとの定額 月10万円前後で300〜500件の送信(StockSun) 月に何件まで含むか、文面の見直しが含まれるか、送れなかった分をどう扱うか
成果報酬 返信やアポイントの獲得 返信やアポイントの獲得に対して1万〜3万円程度(StockSun。同じページの料金表ではアポ1件あたりの金額として記載) 何を1件と数えるか(お断りの返信を含むか、アポとして数える条件は何か)で、実質の単価が変わる

出典: StockSun(問い合わせフォーム営業代行の比較記事・2026年8月31日更新)、リードダイナミクス(フォーム営業の料金相場の記事・2026年5月29日更新)、ローカルマーケティングパートナーズ(営業代行の費用の記事・2026年5月22日更新)。いずれも税区分の記載なし。確認日 2026-09-15。

3つの形は、同じフォーム営業代行でも払う対象が違うため、金額を横に並べて高い安いを比べることはできません。従量課金は、反応があってもなくても送った分の費用がかかります。成果報酬は、成果として数える返信やアポイントが出たときに費用が発生する形で、1件あたりの金額は送信1件の単価よりずっと大きくなります。StockSunの記事は、月額定額を一定数の送信と改善のサポートがセットになった料金と説明しています。

従量課金の単価に幅があるのは、単価に含まれる作業の範囲や、何を1件と数えるかが会社によって違うことが一因と考えられます。見積もりを受け取ったら、単価だけでなく、次の章の6項目とあわせて読んでください。成果報酬で営業代行を頼む場合の相場や、成果の定義の決め方は、営業代行の成果報酬型の相場で詳しく扱っています。

1社の公開料金の例

相場ではなく1社の料金の例として、アイランド・ブレインの公式サイトは、問い合わせフォーム送信代行の料金を1通20円(税別)と掲載しています。送信に成功した問い合わせフォーム送信だけを数える形で、リスト作成と原稿作成は無料としています。発注するロット数によって金額が上下するとも書かれているため、上の表の目安と単純に比べるものではありません。

初期費用や契約期間の目安は見つからない

フォーム営業代行に限った初期費用や最低契約期間の目安は、当メディアが確認した範囲では見つかりませんでした。とくに月額定額で契約する場合は、何か月から契約できるか、途中でやめるときにどう扱われるかを、見積もりの段階で確認してください。

見積もりで確認する6項目|同じ単価でも中身が違う

フォーム営業代行の見積もりは、1件あたりの単価や月額だけを見ると比べやすく見えます。しかし、数え方や作業の範囲が揃っていなければ、実際に相手へ届いた件数や、契約後に手元に残るものが変わります。次の6項目は、見積もりの段階で文書で答えてもらうと比べやすくなります。

確認項目 聞き方の例 確認する理由
1. 送信成功の数え方 1件と数えるのは、送信を試みた数か、送信完了まで進んだ数か。エラーで送れなかったフォームは請求に入るか 数え方によって、同じ件数でも相手に届いた数が変わる
2. 手動か自動か 担当者が手で入力するのか、ツールで入力するのか。フォームごとの入力項目や選択肢に合わせて内容を変えるか 送れる件数の見込みや、入力内容の合わせ方が変わる
3. 送信お断りの除外 フォームの近くに営業目的の問い合わせを断る表示がある企業を外すか。停止を求められた企業を記録し、以後送らないか 受け取る側の負担や、苦情につながる送信を減らすため
4. 文面の修正 文面を何案つくるか。反応を見て直す回数と、直すときに自社が確認する手順はどうなっているか 文面が固定のままだと、反応が悪くても改善の手を打てない
5. リストの持ち主 作成したリストと送信履歴は誰のものか。契約終了後に受け取れるか。担当者の氏名など個人に関する情報を含むか 契約後に自社で電話や訪問の追客を続けるには、リストと送信履歴が手元に必要になる
6. 報告の中身 送信成功数、送れなかった数とその理由、返信の件数と内容、商談になった件数を、どの頻度で受け取れるか 件数だけの報告では、文面と対象のどちらを直せばよいか判断できない

表は見積もりの確認項目を示すために当メディアで整理したものです。

数え方とリストの扱いは契約書に残す

6項目のうち、とくに1の数え方と5のリストの持ち主は、口頭の説明で済ませず、契約書や発注書に書いておくことをおすすめします。数え方が曖昧なまま従量課金で契約すると、請求された件数と相手に届いた件数の差を後から確かめにくくなります。リストについては、契約が終わったあとも自社で追客を続けるなら、送信した企業・送信日・返信の有無をまとめた一覧を受け取れるかを確認しておくと、次の工程に移りやすくなります。

報告は次に何を直すかで読む

報告を受け取ったら、送信成功数の多さよりも、どの業種や規模から返信が来ているか、返信の中身が前向きか断りかを見ます。返信が特定の業種に偏っていれば対象の条件を見直し、どの業種からも反応が薄ければ文面を見直す、というように、報告の中身から次の打ち手を決められる形になっているかが、代行会社を選ぶときの判断材料になります。

法律と迷惑への配慮|言い切れないことと、決まっていること

フォーム営業については、違法ではないか、迷惑ではないかという疑問がよく挙がります。この章では、公的な資料で確かめられることと、確かめられないことを分けて整理します。

フォーム送信の扱いを示した公式見解は見つからない

広告や宣伝のための電子メールは、特定電子メール法で、原則として事前に同意した相手などにしか送れないとされています。ただし、問い合わせフォームから営業の文面を送ることが、この法律の電子メールに当たるかについて、総務省・消費者庁の公式見解は見つかりませんでした(当メディアが2026年9月14日に法令とガイドラインを確認)。このため、この記事ではフォーム営業を合法とも違法とも言い切りません。代行会社から「法律上まったく問題ない」と言い切る説明を受けたときは、その根拠を尋ねてください。

メールで送る場合に決まっていること

フォームではなくメールで営業の文面を送る場合は、条文とガイドラインでルールが示されています。ウェブサイトなどでメールアドレスを公表している事業者にビジネス向けの広告メールを送ることは、オプトイン規制の例外とされています。ただし、アドレスと併せて広告メールの受信を拒否する旨を表示している場合は、この例外に当たりません。また、送らないよう求められた相手には、その意思に反して送ることはできません。

これらがフォーム送信にそのまま当てはまるかは示されていませんが、受け取る側の意思を尊重するという考え方は運用の参考になります。代行会社には、営業お断りの表示がある企業を外すことと、停止を求められた企業に以後送らないことを、運用のルールとして取り決めておくことをおすすめします。

リストに個人名が入るときは個人情報として扱う

企業の財務情報のように、法人そのものに関する情報は個人情報に当たらない例とされています。一方で、ユーザー名とドメイン名から特定の個人を識別できるメールアドレス、たとえば個人名が入ったアドレスは、それだけで個人情報に当たります。代行会社が担当者の氏名や個人名入りのアドレスをリストに加える場合は、取得の経緯と取り扱いを確認してください。名簿業者から名簿を買うこと自体は禁止されていませんが、適正に取得する義務と、第三者から個人データを受け取る際の確認・記録の義務がかかります。

迷惑と受け取られにくくする運用

受け取る側から見ると、問い合わせフォームは本来、顧客や取引先が用件を伝えるために設けた窓口です。そこに営業の文面が続けて届けば、中身を確認する担当者の手間が増え、迷惑だと受け止められても不思議はありません。法律の扱いとは別に、送る側が次の点を守れば、相手の負担と苦情の芽を小さくできます。

  • 自社の商材と関係の薄い企業に送らないよう、対象の条件を絞る
  • 同じ企業に送る間隔と回数の上限を決める
  • 文面の冒頭で誰が何の用件で連絡したかが分かるようにし、送信者の会社名と連絡先を明記する
  • 営業お断りの表示がある企業と、停止を求められた企業を送信先から外す

営業代行が違法になり得るケースや、契約前に見ておきたい危ない兆候は、営業代行が怪しいと感じたら確認する7項目で詳しく扱っています。

送信後を電話・訪問につなぐ設計|反応で優先度を分ける

フォーム営業は、多くの企業に一度に接点をつくれる一方で、送った文面を読んだだけで相手が商談に進む判断をするとは限りません。送信のあとに、反応を見て優先度を分け、電話で話す機会をつくり、会う目的のはっきりした商談にしてから訪問する、という工程を決めておくと、送った件数を商談につなげやすくなります。

なお、この章では返信率やアポ率の数字を載せていません。数え方を揃えた公的な統計が見つからず、リスト・文面・商材によって変わるためです。

反応を4つに分けて次の動きを決める

返信の中身ごとに次の動きと担当を先に決めておくと、返信が来てから慌てずに済みます。

反応 次の動き 事前に決めておくこと
前向きな返信(話を聞きたい、資料がほしい) 社内で決めた期限内に、電話かメールで日程を提案する 誰が返信するか、候補日をいくつ出すか
質問や条件つきの返信(時期が先、価格を知りたい) 質問に答えたうえで、次に連絡する時期を相手と決める 答えてよい範囲(価格の目安など)
お断りの返信 以後の送信と電話の対象から外し、記録する 除外リストを誰が管理するか
反応なし 優先度の高い企業には電話をかけ、それ以外は時期をおいて別の文面や手段で接点をつくる 電話をかける対象の条件と、次に送るまでの間隔

表は反応ごとの動き方を示すために当メディアで整理したものです。

電話で話す機会をつくる

フォームを送った企業に電話をかけるときは、送った内容に触れて用件を短く伝えると、相手が話の前提をつかみやすくなります。反応がなかった企業のうち、業種や規模から見て優先度が高い企業に絞って電話をかけ、お断りの返信があった企業にはかけない、というように、フォームの反応を電話の対象選びに使います。電話の工程を外部に任せる場合の料金の形は、テレアポ代行の費用相場で整理しています。

会える商談にしてから訪問する

対面での説明や現場の確認が必要な商材では、電話で関心と課題を確かめ、会う目的がはっきりした商談にしてから訪問に進むと、訪問の時間を無駄にしにくくなります。当メディアを運営するLongWaveの訪問営業に特化したサービスのページでは、業種・規模・エリア・決裁構造で訪問の優先度が高い企業を抽出し、電話やDMで事前接点を作って「会える商談」にしてから訪問する進め方を示しています。訪問トークを標準化し、訪問結果を週次で分析して、アポ率・商談率・受注率を改善していく流れです。

自社の商材がそもそも訪問に向くかは訪問営業が有効な商材の特徴で、訪問先の絞り込み方は訪問営業リストの作り方で扱っています。

すぐに商談にならない企業との接点を保つ

今は必要ない、時期が来たら検討する、という反応は、断りではなく時期の問題であることがあります。次に連絡する時期と、その間に届ける情報(事例の資料やセミナーの案内など)を決めておくと、送信で得た接点を無駄にしにくくなります。ツールを使わずに始める見込み客の育て方は、リードナーチャリングの基本を参考にしてください。

エイギョウブで頼めるフォーム営業

当メディアを運営するLongWave株式会社の営業支援サービス「エイギョウブ」のサービスページでは、実行支援メニューの1つとして「フォームDM(1日最大500件のアプローチ)」を挙げています。同じメニューには、電話営業(BDR/SDR)、SNS運用(LinkedIn)、交流会・展示会、即戦力人材アサイン、マルチチャネルが並んでいます。建設業向けの「建設のエイギョウブ」のサービスページでも、電話営業・訪問営業・DM/フォーム営業を組み合わせる進め方を示しています。

サービスページでは、営業チャネルとして電話・DM・SNS・訪問・手紙・紹介・交流会の7以上を挙げ、アポイント獲得だけでなく、商談から成約までを一括で請け負うことができるとしています。

フォーム営業を含む支援事例としては、「エイギョウブ for 不動産」のサービスページに、不動産向けSaaS企業の事例が掲載されています。中小〜中堅の不動産会社を対象にテレアポとフォーム営業を実施し、商談獲得は月20件〜、受注率は30%以上という内容です。数値は対象期間・条件により異なり、業種や商材が違えば同じ結果になるとは限りません。

総合のエイギョウブの進め方は、ヒアリングのあと、KPI・PL設計や体制の提案を含む支援計画を作成し、契約を経てアサイン・稼働開始となります。料金はサービスページに掲載している月額の目安で、トライアル30万円〜/月(税別)、標準50万円〜/月(税別)です。支援範囲・体制に応じて変わります。フォームDMだけを切り出した料金や、返信対応・追客をどこまで含められるかはサービスページに掲載されていないため、お見積り時に確認してください。

まとめ

フォーム営業代行の費用は、送信1件ごとの従量課金、月額定額、返信やアポイントの獲得に払う成果報酬の3つの形に分かれます。従量課金の目安は、1件あたり100〜300円(StockSun)、50〜200円(リードダイナミクス)、1通50〜100円(ローカルマーケティングパートナーズ)と出典によって幅があり、いずれも税区分の記載はありません。単価に含まれる作業と、送信の数え方によって、実際の支払額は変わります。

見積もりでは、送信成功の数え方、手動か自動か、送信お断りの除外、文面の修正、リストの持ち主、報告の中身の6項目を文書で確認してください。フォーム送信の法的な扱いについては総務省・消費者庁の公式見解が見つからないため、営業お断りの表示や停止の求めを尊重する運用を、代行会社と取り決めておくことをおすすめします。

そのうえで、送信は商談づくりの入口にすぎないと考えてください。反応で優先度を分け、電話で話す機会をつくり、会う目的のはっきりした商談にしてから訪問するところまで工程を決めて頼むと、送った件数を商談につなげやすくなります。

よくある質問(FAQ)

フォーム営業は違法ですか?
合法とも違法とも言い切れません。問い合わせフォームから営業の文面を送ることが特定電子メール法の電子メールに当たるかについて、総務省・消費者庁の公式見解は見つかっていないためです。一方、メールの場合は、公表されているアドレスへのビジネス向け広告メールはオプトイン規制の例外ですが、受信を拒否する旨の表示があれば例外に当たりません。個人名入りのメールアドレスはそれだけで個人情報に当たります。代行会社には、営業お断りの表示がある企業や停止を求めた企業に送らない運用を取り決めてください。
フォーム営業は迷惑になりませんか?
受け取る側にとっては、望まない連絡として迷惑に感じられることがあります。問い合わせフォームは本来、顧客や取引先などからの問い合わせを受ける窓口で、営業の文面が続けて届けば確認する担当者の手間になるからです。負担を減らすには、商材と関係の薄い企業に送らないよう対象を絞る、同じ企業への送信間隔と回数の上限を決める、送信者の会社名と連絡先を明記する、営業お断りの表示がある企業や停止を求めた企業を外す、といった運用を決めておきます。
フォーム営業の返信率やアポ率はどれくらいですか?
当メディアが確認した範囲では、返信率やアポ率の公的な統計は見つかっておらず、リスト・文面・商材によって変わるため、この記事では数字を載せていません。代行会社やメディアが示す数字を見るときは、分母が送信を試みた数か送信に成功した数か、返信にお断りを含むか、アポとして数える条件は何かを確かめてください。自社で判断するには、送信成功数・返信数・商談数を分けて集計し、文面や対象を変えたときの差を見ると判断しやすくなります。
フォーム営業はツールと代行のどちらがよいですか?
社内に運用する人手があるかと、返信のあとを誰が担うかで決めます。ツールを使う場合は、リスト作成、文面作成、送信、除外リストの管理、効果測定を自社で行うことになります。代行に頼む場合は、そうした工程を外に出せますが、どの工程までを誰が担うか、送信成功の数え方、リストの持ち主を契約で決める必要があります。どちらを選んでも、返信への対応や電話・訪問での追客は自社で担うか別に頼むかを先に決めておくと、送信を商談につなげやすくなります。

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